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ヒアルロン酸注入のメリット・デメリット|「不自然な顔」にならない注入の考え方

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「ヒアルロン酸注入をしてみたいけれど、不自然に顔がパンパンになったり、別人みたいになったりするのが怖い」——カウンセリングで、患者さまから非常に多くお寄せいただくご不安です。確かに、必要以上の量を誤った層に注入すれば、そうした仕上がりになることもあります。しかし本来のヒアルロン酸注入の目的は「顔の形を変えること」ではなく、「年齢とともに失われたボリュームを補い、ご自身の輪郭を整えること」です。本記事では、吉祥寺の美容皮膚科「もこスキンクリニック吉祥寺本院」院長 高畠 唯 医師(ジュビダームビスタ認定医)が、ヒアルロン酸注入のメリット・デメリットと、自然な仕上がりを目指す注入の考え方を解説します。

ヒアルロン酸注入の基本|何を目的とした治療か

ヒアルロン酸は、もともと私たちの皮膚・関節・眼球などに存在する物質で、保水力と弾力を担う成分とされています。年齢とともに体内のヒアルロン酸量は減少していき、これが肌のハリ・ボリュームの低下に関わると考えられています。

美容医療で用いられる「ヒアルロン酸注入」は、皮膚・脂肪・骨の上などに製剤を注入することで、失われたボリュームを補い、お顔の輪郭やシワを整えるアプローチです。

ヒアルロン酸注入の本来の目的

ヒアルロン酸注入は「顔の形を変える」ためのものではなく、「年齢とともに失われたボリュームを補い、数年前のご自身の輪郭に近づける」ことが本来の目的とされています。

たとえば、こめかみのへこみ、頬のコケによる影、口元のたるみなどを補うことで、影感が和らぎ、若々しく上品な印象を整えます。「どこか特定のパーツが目立つ」のではなく、「全体としてなんだか元気に見える」という自然な仕上がりが、医学的に正しい注入の方向性です。

当院で使用する製剤

当院では、米国アラガン社の「ジュビダーム®ビスタ」シリーズを使用しています。製剤の特性(硬さ・持続性・吸水性など)に応じて、VOLIFT・VOLUMA・VOLUBELLA・VOLUXを部位別に使い分けています。院長はジュビダームビスタ認定医として、製剤の特性を理解した上で部位選択を行っています。

ヒアルロン酸注入の主なメリット

ヒアルロン酸注入には、他の美容医療と比べた際の主なメリットが4つあります。

メリット1:即効性が比較的高い

注入直後から効果を実感しやすい治療とされています。レーザーや光治療のように複数回の照射で徐々に効果が出るタイプとは異なり、その日のうちに変化が分かる方が多いメニューです。

メリット2:自然な仕上がりを目指せる

医師の解剖学的知識と注入技術によって、ご自身の輪郭を活かしながら必要なボリュームを補うことが可能とされています。「以前の自分に近づく」ような印象の整え方ができます。

メリット3:「やり直しがきく」

ヒアルロン酸製剤は、必要に応じてヒアルロニダーゼという薬剤で溶解することが可能とされています。「思っていた仕上がりと違った」「やめたい」と思った場合に、ある程度修正がきくことは、他の注入治療にはない大きな安心材料です。

メリット4:ダウンタイムが比較的短い

赤み・腫れ・内出血が出ることはありますが、多くの場合は数日〜1週間程度で落ち着くとされており、ライフスタイルへの影響を抑えやすいメニューです。

「自分に合うヒアルロン酸の使い方を相談したい」という方は、女性医師による無料カウンセリングをご利用ください。

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ヒアルロン酸注入のデメリット・リスク

メリットがある一方、ヒアルロン酸注入にはリスクや注意点もあります。施術を受ける前に必ず知っておいていただきたい内容です。

デメリット1:注入部位の赤み・腫れ・内出血

注入後、注射部位に赤み・腫れ・内出血がみられることがあります。多くの場合は数日〜1週間程度で落ち着きますが、大事なご予定の1〜2週間前は避けていただくのが安心です。

デメリット2:しこり・凹凸

注入量や層、製剤の選択が不適切な場合、しこりや表面の凹凸が現れることがあります。当院では解剖学に基づいた注入と、適切な製剤選択でリスクを抑える方針を採っています。

デメリット3:稀ではあるが重篤なリスク(血管塞栓)

極めて稀ではありますが、ヒアルロン酸が血管内に入った場合、皮膚壊死や視力障害につながる重大な合併症が報告されています。当院では血管走行を踏まえた注入位置・深さ・速度に細心の注意を払い、リスクの最小化に努めています。

デメリット4:持続期間に限りがある

ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内で吸収されていきます。持続期間は製剤や部位によって異なりますが、概ね半年〜1年半程度が一般的な目安とされています。維持には定期的な追加注入が必要です。

デメリット5:費用

自由診療となるため、保険診療と比較して費用がかかります。当院ではジュビダーム®1本(1cc)¥77,000、2本以上の場合1本あたり¥74,800のご案内です。

「不自然な仕上がり」が起こる理由

ヒアルロン酸注入に対する「不自然になりそう」という不安は、決して根拠のないものではありません。実際に、不自然な仕上がりが起こりやすいいくつかのパターンが医学的に知られています。

1. 必要以上の量を注入してしまう

「もっと若く見せたい」「劇的に変えたい」という思いから、必要以上の量を注入すると、頬がパンパンになったり、口元がアヒルのように突き出したりすることがあります。

2. 適していない層に注入してしまう

ヒアルロン酸の注入には、「皮下脂肪層」「骨膜上」「真皮層」など、目的に応じて適した層があります。表層に注入すべき製剤を深層に入れたり、その逆をしたりすると、効果も仕上がりも想定と異なります。

3. 顔全体のバランスを考えずに部分的に注入する

ほうれい線だけを目立たなくしたい、と言ってその部分だけに大量に注入すると、結果的にバランスが崩れて余計に目立つことがあります。お顔は一つの「面」として考える視点が大切です。

4. 製剤選択が適切でない

製剤には、硬めのもの・柔らかいもの・吸水性が強いものなど、それぞれ特性があります。部位や目的に合わない製剤を選ぶと、不自然な仕上がりにつながりやすくなります。

当院の「引き算の提案」|自然な仕上がりへの考え方

もこスキンクリニック吉祥寺本院では、ヒアルロン酸注入において「引き算の提案」を大切にしています。「もっと足してみよう」ではなく、「本当に必要な部位に、必要な量だけ」を判断する考え方です。

当院の3つの方針

  1. 1

    解剖学に基づく注入

    骨格・脂肪・筋肉・血管の走行を踏まえ、安全かつ効果的な位置に注入します。

  2. 2

    初回は控えめに

    初回は控えめの量から始めて、効果を見ながら次回以降に調整するご提案を基本としています。

  3. 3

    顔全体のバランスから考える

    「ほうれい線だけ」ではなく、こめかみ・頬・口元など顔全体の関係性を見ながらご提案します。

「数年前のご自身」を目指す

「10歳若く見える」のような劇的な変化ではなく、「数年前のご自身の輪郭に整える」ことを目指す方が、結果的に自然で上品な仕上がりにつながるとされています。「あの人、最近きれいになったね」「元気そうだね」と周囲に感じていただける、控えめな整え方が当院の方針です。

当院のヒアルロン酸メニューと料金

当院ではジュビダーム®ビスタを使用した複数のメニューをご用意しています(すべて税込・2026年5月時点/自由診療)。

メニュー主な対象部位料金(税込)
ジュビダーム ビスタ®(VOLIFT・VOLUMA・VOLUBELLA等)部位に応じて選択1本(1cc) ¥77,000/2本以上は1本あたり ¥74,800
ほうれい線セット(3cc)ほうれい線の深さに応じた複合的アプローチ1回 ¥185,000
目回りセット(3cc)こめかみ・ゴルゴライン・目元周辺1回 ¥185,000
VOLUX(アゴ・鼻形成)あご・鼻のラインの形成1本(1cc) ¥82,500

※ 別途、初診料 ¥3,000・再診料 ¥1,000(当日施術または院内コスメ購入で初・再診料無料)。最新料金は料金表ページをご確認ください。

セットメニューの考え方

「ほうれい線セット」「目回りセット」は、それぞれ3ccを医師が部位ごとに最適に配分するメニューです。ほうれい線セットであれば、頬骨・口元・あごなど複数の部位に分けて注入することで、自然な仕上がりを目指します。1本単独の注入よりも、複数部位の総合的な整え方が可能になります。

当院のカウンセリングフロー

初回の方には、まず無料カウンセリングと医師の診察で、お顔全体のバランスをご一緒に確認します。「どこに、どれくらい、どの製剤で」を医師が丁寧にご説明し、ご納得いただいたうえで施術に進みます。無理な勧誘は一切いたしません。

よくある質問

Q1. ヒアルロン酸はどのくらいの期間持続しますか?
A. 製剤や注入部位によって異なりますが、当院で使用するジュビダーム®は概ね半年〜1年半程度の持続が目安とされています。効果には個人差があります。
Q2. 「不自然な顔」になってしまうのはなぜですか?
A. 必要以上の量を、適していない層に注入することが主な原因とされています。当院では『引き算の提案』を基本とし、解剖学に基づき必要部位に必要量だけを注入する方針です。
Q3. 痛みはありますか?
A. 当院で使用するジュビダーム®には麻酔成分(リドカイン)が含まれており、痛みに配慮された製剤です。注入時はチクッとする感覚を伴いますが、多くの方は無理なくお受けいただけます。
Q4. ダウンタイムはどのくらいですか?
A. 赤み・腫れ・内出血が数日〜1週間程度みられることがあります。大事なご予定の1〜2週間前は避けていただくことをおすすめします。
Q5. 溶かすことはできますか?
A. ヒアルロン酸製剤は、必要に応じてヒアルロニダーゼという薬剤で溶解することが可能とされています(適応や費用は別途)。「やり直しがきく」ことも、ヒアルロン酸のメリットの一つです。
Q6. 妊娠中・授乳中でも受けられますか?
A. 妊娠中・授乳中の方はヒアルロン酸注入はお受けいただけません。出産・授乳終了後にご相談ください。

この記事で紹介した施術について

治療の分類
自由診療(健康保険適用外)。
使用製剤
ジュビダーム®ビスタ シリーズ(VOLIFT/VOLUMA/VOLUBELLA/VOLUX)。米国アラガン社/日本国内承認医薬品。
標準的な料金(税込)
ジュビダーム®1本(1cc)¥77,000/2本以上1本あたり¥74,800 ほうれい線セット/目回りセット(3cc)1回¥185,000 VOLUX(1cc)¥82,500 別途、初診料¥3,000・再診料¥1,000(当日施術または院内コスメ購入で初・再診料無料)。
標準的な治療期間・回数
持続期間は製剤・部位により異なりますが、概ね半年〜1年半程度。維持には定期的な追加注入が一般的とされます。
主なリスク・副作用
赤み、腫れ、内出血、しこり、表面の凹凸、稀に感染、極めて稀に血管塞栓(皮膚壊死・視力障害)など。
禁忌・施術不可となる方
妊娠中・授乳中の方、注入部位に皮膚疾患・感染のある方、ヒアルロン酸・リドカイン過敏症の方、自己免疫疾患・抗凝固薬服用中の方は事前にご相談ください。

※ 効果には個人差があります。掲載内容は記事公開時の標準的な目安であり、実際の治療内容・料金・リスクは医師の診察・カウンセリングのうえご説明します。

※ 監修:もこスキンクリニック吉祥寺本院 院長 高畠 唯 医師(ジュビダームビスタ認定医)

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