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額ボトックスの経過を写真で紹介|いつから効く?持続期間と施術後の注意点

もこスキンクリニック吉祥寺本院院内の廊下写真



吉祥寺の美容皮膚科「もこスキンクリニック吉祥寺本院」院長の高畠 唯です。「額のボトックスって、打ったあと本当はどう変わっていくの?」——カウンセリングで最も多いご質問のひとつです。効果は注射した瞬間に出るものではなく、数日かけて段階的に現れます。この記事では、当院で額ボトックスを受けられた方の施術前から1週間後までの実際の経過写真をお見せしながら、いつから効くのか・どのくらい持つのか・施術後に気をつけることを、医師の立場から率直に解説します。

目次

額ボトックスとは|額の横ジワに行う理由

額の横ジワは、眉を持ち上げる筋肉(前頭筋)の収縮によってできる「表情ジワ」です。若いうちは表情を戻せば肌も元に戻りますが、同じ場所で折りたたまれ続けるうちに、無表情でも折り目が残るようになっていきます。

ボトックス注射は、この前頭筋のはたらきを一時的にやわらげることで、シワが「寄りにくい」状態を目指す治療です。すでに刻まれた深いシワを埋める治療ではなく、シワを寄せるクセそのものにアプローチする——いわば「予防と軽減」を目的とする点が、ヒアルロン酸注入との違いです。

もこスキンクリニックで使用しているアラガン社製ボトックスビスタの製剤写真
当院で使用しているアラガン社製「ボトックスビスタ®」(国内承認医薬品)

当院では、すべてのボトックス施術に厚生労働省の承認を受けたアラガン社製ボトックスビスタ®のみを使用しています。なお、ボトックスビスタ®が国内で承認を受けているのは眉間・目尻の表情ジワで、額への注射は適応外使用にあたります。詳しくは記事末尾「この記事で紹介した施術について」をご確認ください。

【実際の写真】施術前→2日→1週間の経過

ここからは、当院で額ボトックスを受けられた方の実際の経過です。写真はすべて、効果の違いが分かりやすいよう「眉を全力で上げた状態」で撮影しています(力を入れなければ、施術前でもここまでシワは寄りません)。

額ボトックスの経過写真:施術前から2日目まで。眉を上げた状態で額の横ジワを比較
施術前〜2日目:眉を上げると額全体に深い横ジワが寄っている状態から、少しずつ変化が始まります
額ボトックスの経過写真:3日目から1週間後まで。シワの寄る範囲が狭くなっていく様子
3日目〜1週間後:シワの寄る範囲が日ごとに狭くなっていく経過です(効果・経過には個人差があります)

※掲載症例の治療内容:額へのボトックスビスタ®注射(自由診療・1部位 ¥11,000 税込)。主なリスク・副作用として注射部位の内出血・腫れ・赤み、頭痛、効果の左右差、眉やまぶたの重さ等があります。効果・経過には個人差があり、同様の結果をお約束するものではありません。

効果はいつから?日数ごとの変化まとめ

注射した直後は見た目に変化がないため、不安に感じる方が少なくありません。ですが、それが正常な経過です。おでこのボトックスが効いてくるまでの流れを整理します。

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    施術直後〜翌日

    見た目の変化はまだありません。注射部位にわずかな赤みや、ぷくっとした膨らみが出ることがありますが、通常は数時間でおさまります。

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    2〜3日目

    「あれ、眉が上がりにくいかも」と気づき始める時期です。写真のとおり、シワの寄る範囲が少しずつ狭くなってきます。

  3. 3

    4〜7日目

    日を追うごとに筋肉の動きが穏やかになり、深く刻まれていたシワが目立ちにくくなっていきます。

  4. 4

    1〜2週間目

    効果のピークです。この時点の仕上がりが最終的な印象になります。左右差など気になる点があれば、このタイミングで医師にご相談ください。

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    3〜4か月

    神経の再生とともに筋肉の動きが徐々に戻り、効果が薄れていきます。

効果の現れ方・時期には個人差があります。より詳しい持続期間の仕組みは、ボトックスの効果はいつから?持続期間と「打ち続けるとどうなる」でも解説しています。

持続期間と次の施術のタイミング

額ボトックスの持続は3〜4か月程度が目安とされています。効果が完全に切れてシワのクセが戻ってから打ち直すよりも、動きが戻り始めた頃に継続していただくほうが、シワが寄りにくい期間を保ちやすいと考えられています。

「打ち続けると効かなくなるのでは?」というご不安もよく伺いますが、適切な量・間隔で継続する場合、むしろ筋肉のクセが弱まり持続を感じやすくなる傾向があるとされています(個人差があります)。逆に、短期間に高用量を繰り返すことは推奨されません。当院では前回の施術記録をもとに、量と間隔を毎回調整しています。

眉間ボトックスとの違い・組み合わせ

額とあわせてご相談が多いのが眉間の縦ジワです。同じボトックスでも、対象となる筋肉と表情が異なります。

部位 対象の筋肉・表情 特徴
額(横ジワ) 前頭筋|眉を上げる表情 眉を持ち上げる筋肉のため、注入設計を誤ると眉が重くなりやすい。バランス重視の部位
眉間(縦ジワ) 皺眉筋など|眉をひそめる表情 「怒って見える」印象の改善が目的。国内承認の範囲内の部位

額と眉間は筋肉どうしが綱引きのようにバランスを取り合っているため、片方だけに打つと眉の位置や表情の印象が変わることがあります。当院では表情のクセを診察したうえで、額単独か、眉間との組み合わせかをご提案しています。

ご自身の額・眉間のシワにボトックスが向いているか、カウンセラーへの無料相談でお気軽にご確認ください。

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施術後の過ごし方|お風呂・運動・マッサージはいつから?

額ボトックスはダウンタイムがほとんどなく、メイクも当日から可能です。ただし、薬剤が狙った筋肉に定着するまでの期間は、いくつか気をつけていただきたいことがあります。

項目 目安 理由
シャワー 当日からOK 注射部位を強くこすらなければ問題ありません
湯船・入浴 翌日以降 体温上昇で血行が良くなりすぎると、内出血や薬剤の広がりに影響する可能性があるため
サウナ・岩盤浴・ホットヨガ 翌日以降(できれば2〜3日後) 入浴と同様。特に長時間の高温環境は控えめに
飲酒 翌日以降 血行促進により内出血が出やすくなるため
激しい運動 翌日以降 血流の急な増加を避けるため。軽い散歩程度は当日から可能です
額のマッサージ・強くこする洗顔 1〜2週間は避ける 薬剤が意図しない範囲に広がり、眉の下がり等につながるおそれがあるため
うつ伏せ寝・長時間の下向き 当日は避ける 注射直後の薬剤の移動を避けるため
メイク 当日からOK 注射部位をこすらないようご注意ください

施術後の注意点はボトックス治療後の正しい過ごし方でさらに詳しくまとめています。

不自然にならないために当院が行っていること

額は、ボトックスの部位の中でも特に「さじ加減」が問われる場所です。前頭筋は眉を持ち上げる筋肉でもあるため、しっかり効かせすぎると眉が下がって重い印象になったり、表情が乏しく見えたりすることがあります。

当院では、次の3点を大切にしています。

①「全力で眉を上げてもらってから」設計する——筋肉の使い方は一人ひとり違います。診察でシワの寄り方・眉の動きを確認し、注入する量と位置をその方の筋肉に合わせて決めます。

②表情を残す「引き算の提案」——シワを完全に止めることよりも、自然な表情との両立を優先します。初めての方には控えめな量から始め、2週間後の状態を見て調整する進め方もご提案しています。

③承認薬のみ・医師による施術——使用製剤はボトックスビスタ®のみ。当院のボトックス施術実績は年間約1,300部位です(2025年4月〜2026年3月・自院統計)。

料金・施術の流れ・症例写真はボトックス注射の施術ページにまとめています。エラ・肩・ワキなど他部位についてはわきボトックスの解説記事もご覧ください。

よくある質問

Q1. 額ボトックスの効果はいつから出ますか?
A. 一般的に注射後3日目ごろから筋肉の動きの変化を感じ始め、1〜2週間で効果のピークを迎えるとされています。効果の出方や時期には個人差があります。
Q2. 効果はどのくらい持続しますか?
A. 額を含む表情ジワへのボトックスは、3〜4か月程度の持続が目安とされています。持続期間には個人差があり、維持には定期的な施術が必要です。
Q3. 施術後、お風呂やサウナはいつから入れますか?
A. 当日はシャワーのみとし、湯船・サウナ・岩盤浴など体温が大きく上がる行為は翌日以降が目安です。血行が良くなりすぎると内出血や薬剤の広がりに影響する可能性があるためです。
Q4. 施術後に運動やマッサージをしてもいいですか?
A. 激しい運動は当日は控え、翌日以降が目安です。注射部位を揉む・強くこするマッサージは、薬剤が意図しない範囲へ広がるおそれがあるため1〜2週間ほど避けていただいています。
Q5. 眉やまぶたが重くなることはありますか?
A. 額の筋肉は眉を持ち上げる働きをしているため、注入量や位置によっては一時的に眉やまぶたが重く感じられることがあります。当院では筋肉の使い方を診察したうえで、表情を残す量・位置の設計を行いこのリスクに配慮しています。
Q6. 痛みはどのくらいですか?メイクはいつからできますか?
A. 細い針を使用し、チクッとする程度の痛みと感じる方が多いです。メイクは当日から可能ですが、注射部位を強くこすらないようご注意ください。

この記事で紹介した施術について

治療の分類
自由診療(健康保険適用外)。
治療内容
ボツリヌス毒素製剤(ボトックスビスタ®)を額の筋肉(前頭筋)等に注射し、筋肉のはたらきを一時的にやわらげることで表情ジワの軽減を目指す治療です。
使用製剤
ボトックスビスタ®(米国アラガン社/日本国内承認医薬品)。国内正規流通品のみを使用しています。
標準的な料金(税込)
基本部位 1部位 ¥11,000/5部位 ¥53,900。別途、初診料 ¥3,000・再診料 ¥1,000(当日施術または院内コスメ購入で初・再診料無料)。月替わりキャンペーン料金が適用される場合があります。
標準的な治療期間・回数
効果は3〜7日後から現れ、1〜2週間でピーク、3〜4か月持続が目安です。維持には定期的な施術が必要です。効果・持続には個人差があります。
主なリスク・副作用
注射部位の内出血・腫れ・赤み(通常数日〜1週間で軽快)、軽度の頭痛や重だるさ、効果の左右差、眉やまぶたの重さ・下がり。妊娠中・授乳中の方は受けられません(女性は施術後2回の月経を経てから、男性は3か月空けてから妊活が可能です)。
適応外使用に関する情報
ボトックスビスタ®が国内で承認を受けている効能・効果は「65歳未満の成人における眉間の表情皺又は目尻の表情皺」であり、額への注射は国内承認の適応外使用にあたります。米国FDAでは額(前頭筋)の表情ジワに対する承認があります。適応外使用については、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。当院では診察時にこれらの内容をご説明し、同意のうえで施術を行っています。

この記事の執筆・監修

高畠 唯もこスキンクリニック吉祥寺本院 理事長・院長

掲載内容は一般的な情報です。効果・経過には個人差があり、実際の診断・治療は診察のうえでご提案します。

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