かゆみ、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、肌荒れや水虫など、皮膚疾患全般にわたる治療を保険診療を用いて行います。患者様の都合を第一に考え、土曜日及び日曜日も診療を行っておりますので、安心してご来院いただけます。
じんましん
原因が分からないことが多いです。突然皮膚が痒くなり、膨疹という膨らみのある皮疹が出てきます。この皮疹は24時間以内に消えます。皮膚科を受診する際は皮疹が消えていることが多いので、スマホなどで写真を撮っていただけると診断に役立ちます。治療方法としては、抗アレルギー薬を飲むのが一般的です。
乾燥肌
乾燥肌は、皮膚の水分が不足し、かさつきやかゆみ、ひび割れが生じる状態です。特に冬季や乾燥した環境で悪化しやすく、年齢や遺伝、入浴習慣なども影響します。治療方法としては、まず保湿剤を使用して皮膚の水分を補給し、バリア機能を強化することが重要です。入浴後や洗顔後にはすぐに保湿剤を塗布し、皮膚の乾燥を防ぎましょう。
帯状疱疹
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で発症する皮膚疾患です。初期症状としては、体の片側に痛みやかゆみを伴う赤い発疹が現れ、その後水疱が形成されます。発疹は通常、神経に沿って帯状に広がります。治療方法としては、抗ウイルス薬の服用が一般的で、早期に治療を開始することで症状の軽減と合併症の予防が期待できます。
イボ(尋常性疣贅)
イボ(尋常性疣贅)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で発生する良性の皮膚腫瘍です。主に手や足にできやすく、硬くてざらざらした表面を持ちます。治療方法としては、液体窒素による凍結療法や、サリチル酸を含む外用薬の使用が一般的です。当クリニックでは液体窒素にて治療を行っております。
湿疹・かぶれ(接触皮膚炎)
湿疹・かぶれ(接触皮膚炎)は、皮膚が特定の物質に触れることで引き起こされる炎症性の皮膚疾患です。症状としては、赤み、かゆみ、腫れ、水疱、乾燥などが見られます。原因物質には、化粧品、洗剤、金属、植物などが含まれます。治療方法としては、まず原因物質を特定し、それを避けることが重要です。軽度の症状には抗ヒスタミン薬やステロイド外用薬が使用され、重症の場合は内服薬や注射が必要になることもあります。
白癬(水虫)
白癬は、白癬菌と呼ばれるカビによって生じる感染症です。代表的なものが足に生じる足白癬で、いわゆる「水虫」です。治療は抗真菌作用を有する塗り薬をきちんとつければ、良くなります。しかし白癬菌が髪の毛や爪に寄生している場合は、飲み薬を飲まないと治りません。
やけど(熱傷)
やけど(熱傷)は、熱などによって皮膚や組織が損傷を受ける状態です。症状は、軽度の赤みや痛みから、重度の水疱や皮膚の壊死までさまざまです。治療方法としては、まず患部を冷水で冷やし、痛みを和らげることが重要です。軽度のやけどには、抗生物質軟膏や保湿剤を使用し、清潔なガーゼで覆います。適切なケアと早期の治療が大切となります。
アレルギー血液検査
当クリニックでは39種類のアレルゲンを一度の採血でチェックすることができる「View39アレルギー検査」を実施しております。保険適用も可能で6000円前後でアレルギー検査をすることが可能です。くしゃみや鼻水、皮膚のかゆみ、などのアレルギーを疑わせる症状を繰り返す場合は検査を受けてはいかがでしょうか。